2020年5月31日日曜日

消費税の免税点近傍における利得最大化の試み(2020年春)

本論文は事業者が納付する消費税の免税点近傍における利得最大化に向けた検討過程とその結果を報告するものである。
消費税は課税売上高が1,000万円以下であれば納税が免除される。また、課税される場合であっても、簡易課税制度によって仕入額を売上の一定割合で評価できることからいわゆる益税が発生する。
本研究はこうした背景をふまえ、免税―課税の切替えを考慮した「Flip-flop方式」を提案し、益税を含めたより広い観点からの「利得」を最大化することに関するいくつかの公式を誘導したので、これらをその計算例とともに示す。

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